甲状腺の話　２

　仏教とはなんら関係はないのですが、引き続き甲状腺についてお話させていただきます。

　甲状腺の検査を勧められたので、エコーと血液検査を行いました。すると、エコーに丸いものが映っていました。

　どうやら、甲状腺の中に袋ができていたようです。腫瘍という程ではないそうですが、なくなる様子もないとの事でした。そこから、ここ数年の間は、エコーを当てて大きさと形を一年に一回経過観察、という形でした。

　が、ちょっとしっかり調べようか。となったのが、今年の初めです。改めて血液検査。それから、針を刺して組織を採ろうという話になりました。

　エコーを見る限り悪いものではないが、確認のため、と先生はおっしゃっておられました。

　私としては、検査結果どうのよりも、針を刺すほうが気になります。

「麻酔とかするんですか？」
「しないよ」

先生は即答されました。そして「麻酔をしたら、二回針刺すでしょ？」とのこと。確かに。思わず納得してしまいました。

　さて、少し怯えながら（笑）針をさして、細胞を採って頂きました。驚くほど痛くなかったのを覚えています。

（続く）