お釈迦さま㉓乳粥

光明寺

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お釈迦さま㉓乳粥

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2017/02/05 お釈迦さま㉓乳粥

 苦行をやめること思われたシッダールタはネーランジャラーという川で身を浄められます。そして、村娘のスジャータから乳粥を施され、失った体力を回復させたそうです。

 

 そして菩提樹の下に座り、さとりを得るまでは立つことはない、という強い気持ちで瞑想に入られました。

 

 この後、お釈迦さまはさとりを開かれ、ブッダになられます。その間の話は次回にさせて頂きます。

 

 

 

 蛇足になるかもしれませんが、少しだけ追記させて頂きます。

 

 ネーランジャラ―は漢訳で「尼連禅河(にれんぜんが)」といいます。現在もインドのビハール州、ブッダガヤの東に流れています。

 

 乳粥は、ミルクで米を煮たものとされ、一般的に甘い味付けだそうです。主食でもあるそうですが、デザートとしれ食されることもあったとのことです。また、一説にはまったく違う食べ物とも。

 

 日本でも「スジャータ」は有名ですが、実際の発音は「スジャター」か「スジャーター」の方が近いという話を聞いたことがあります。真相はわかりませんが……。なお、スジャータはお釈迦さまを見た時、樹の神様だと思ったという話があるそうです。

 

 菩提樹も諸説があり、植物の名称はピッパラの木と呼ばれるものだそうです。お釈迦さまがおさとりを開かれたので、菩提樹と呼ばれるとのことです。

 

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