人間の寿命は?

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人間の寿命は?

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2016/06/01 人間の寿命は?

 平均寿命という言葉をよく耳にします。日本人(だけではないでしょうが)の平均寿命はここ100年で圧倒的に伸びたと思います。

 

 2015年では、男性80.21歳。女性は86.61歳だそうです。まぁ、この平均というのは非常にクセモノで、突出したものがあると、思い描いていたイメージとは異なる場合があります。よく言う「数字は嘘はつかない。だが、我々は数字にだまされる」というやつでしょうか。

 

 人間は何歳まで生きれば天寿を全うしたといえるのか。そんな話をあるときお聞きしました。とはいえ、天寿というと、一概には言えず、どうしても様々なデータがいるでしょう。上記の平均寿命も一つの目安にはなるかもしれません。

 

 少し観点を変えると、動物の寿命に一つの共通点があるそうです。それは、心臓の鼓動の回数です。心臓の打つ回数はどの生物もおおむね決まっているそうで、大体、ある回数に到達すると無くなるそうです。その数、約10億回とのことです。ネズミ小さな生き物は心拍数が速いため、早く亡くなり、象のような大きな生き物は心拍数が遅いため、長生きするらしいです。勿論、例外もあり、小型犬は回数が少なかったり、ニワトリが多かったりするそうですが。

 

 そこで、人間はどうかというと、他の哺乳類の平均を採用すると、諸説ありますが、40年から50年程度になるそうです。平均寿命をかんがみると人間の命は突出して長いことになります。

 

 実際、命の長さは人間が測れるものではないのでしょう。お釈迦さまは今を生きる。この今を大事にすることをすすめられておられます。まだ見ぬ未来に怯えたりせず、この一瞬を大切に生きていきましょう。

 

 ちなみに、ややオカルト的な話ではありますが、後、30年もすれば、人間の寿命は1000年を越えるという説があるそうですよ。1000年……。長すぎるのもどうかと思いますね。

 

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