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お釈迦さま⑮出家Ⅱ
前回でお釈迦さまの出家を記載いたしました。当時のインドの文化では、そこそこの年の男性が、家庭を捨てていわゆる自分探しの旅に出るという習慣があったそうです。
住期というそうですが、学生期、家住期、林樓期、遊行期に分けられていました。
学生期は師の下で学ぶ時期。家住期は妻子を持ち、一家を守る時期。林樓期は林にこもり修行をする時期。遊行期は、定住せずに行乞する時期と言われています。
住期は宗教者にすすめられたものとも言われておりますが、当時の社会の中でどれだけ浸透していたかは分かりません。ですが、このような考え方があったわけですから、30そこそこの男性が、家を捨てて林にこもり、また、定住せずに人生を送るという事は、現代ほど非常識ではなかった筈です。
とはいえ、お釈迦さまのように王子が出てゆくという事は珍しいことだと思われます。
次回は出家以降を紹介いたします。
22/09/30
22/09/29
22/09/16
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前回でお釈迦さまの出家を記載いたしました。当時のインドの文化では、そこそこの年の男性が、家庭を捨てていわゆる自分探しの旅に出るという習慣があったそうです。
住期というそうですが、学生期、家住期、林樓期、遊行期に分けられていました。
学生期は師の下で学ぶ時期。家住期は妻子を持ち、一家を守る時期。林樓期は林にこもり修行をする時期。遊行期は、定住せずに行乞する時期と言われています。
住期は宗教者にすすめられたものとも言われておりますが、当時の社会の中でどれだけ浸透していたかは分かりません。ですが、このような考え方があったわけですから、30そこそこの男性が、家を捨てて林にこもり、また、定住せずに人生を送るという事は、現代ほど非常識ではなかった筈です。
とはいえ、お釈迦さまのように王子が出てゆくという事は珍しいことだと思われます。
次回は出家以降を紹介いたします。