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お釈迦さま⑭出家Ⅰ
言い伝えによれば、お釈迦さまは29歳の時に出家をされます。
伝説では以下のものがあります。
出家の折に、ヤショーダラーとの子どもが生まれた。それを聞いたお釈迦さまは「これでまた、私の出家の決意の障害ができた」と言われ、それを聞いた兵士が「ラーフラ(障害)」を子どもの名前だと思い、息子の名前はラーフラとなった。 これには諸説あり、お釈迦さまは自分が出家するかどうかを本当に悩んだので、良い意味でつけたものだ、という説や、ラーフというインドの伝説上の悪魔を倒すという意味である、という説もあります。とにもかくにも、お釈迦さまの父親が名前を喜んだということなので、悪い意味ではなかったはずです。 また、このラーフラは六年間母のお腹にいたとされるが、流石に伝説の域を出ないところでしょう。
出家の折、カンタカで城の壁を越える際、全ての兵士が眠ってしまい、止めることができなかった。 勿論、出家の際にすべての兵士が眠るなどということが実際起きることはないのであるが、そういった伝説があります。
当時インドでは、30を過ぎた男性が自分探しの旅に出るのはさほど珍しくなかったようで、妻子をおいていなくなる男性はそこそこおられたようです。現代では考えられませんが。
また、このあたりの習慣は次回に記載いたします。
22/09/30
22/09/29
22/09/16
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言い伝えによれば、お釈迦さまは29歳の時に出家をされます。
伝説では以下のものがあります。
出家の折に、ヤショーダラーとの子どもが生まれた。それを聞いたお釈迦さまは「これでまた、私の出家の決意の障害ができた」と言われ、それを聞いた兵士が「ラーフラ(障害)」を子どもの名前だと思い、息子の名前はラーフラとなった。
これには諸説あり、お釈迦さまは自分が出家するかどうかを本当に悩んだので、良い意味でつけたものだ、という説や、ラーフというインドの伝説上の悪魔を倒すという意味である、という説もあります。とにもかくにも、お釈迦さまの父親が名前を喜んだということなので、悪い意味ではなかったはずです。
また、このラーフラは六年間母のお腹にいたとされるが、流石に伝説の域を出ないところでしょう。
出家の折、カンタカで城の壁を越える際、全ての兵士が眠ってしまい、止めることができなかった。
勿論、出家の際にすべての兵士が眠るなどということが実際起きることはないのであるが、そういった伝説があります。
当時インドでは、30を過ぎた男性が自分探しの旅に出るのはさほど珍しくなかったようで、妻子をおいていなくなる男性はそこそこおられたようです。現代では考えられませんが。
また、このあたりの習慣は次回に記載いたします。