お彼岸にすること⑥ 禅定

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お彼岸にすること⑥ 禅定

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2015/10/04 お彼岸にすること⑥ 禅定

 六波羅蜜の5つ目は禅定(ぜんじょう)といいまして、いわゆる禅を組むことをさします。

 

 しかしながら、禅を理屈で説明すると非常に難解である事と、やはり、経験がなくては理解しにくいところがありますので、申し訳ないことではありますが、とりあえず、難しいものは割愛させて頂きます。

 

 禅定というのは三昧と同意語であるとされます。平たく言いますと、「心を穏やかに保つ」また「強く集中する」というようなことです。

 

 禅は仏教において、非常に重要な役割を持っています。こと、浄土真宗においてはお念仏を中心にしておりますので、禅を組むことはありませんが、お釈迦様がお悟りを開かれた瞑想もこの禅定となりますので、仏教の根本的なものの一つとなります。

 

 さて、我々が日常で禅を組むのは非常に難しいことであります。そこで、心を穏やかに保つ努力や、集中して物事に望むことを念頭に生活して頂ければ、よいと私は考えております。

 

 意外に心を穏やかに保ったり、しっかりと集中するのは難しいものです。一度、一日だけでもしっかりと思ってすごしてみてください。その一日が、また違った姿に見えるかもしれません。

 

 

 

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