親鸞聖人すごろく

　頭から宣伝のような言い回しになるかもしれませんが、私の母が、親鸞聖人のすごろくを買ってまいりました。本願寺で買い求めたそうですが、それを私の娘がえらく気に入ったようです。

　親鸞聖人のご生涯をたどっていくものですが、上手に聖人の人生を表現されておられて中々面白い出来です。イラストも分かりやすいですし、所々のイベントも面白いものです。まだ五歳の娘が「山伏弁円！」とか「親鸞聖人御流罪！」とか「比叡山！」とか、意味も分からず声に出すのは中々楽しいもので、ある意味、幼少からの勉強になるような気がします。

　その内容、というかゲーム性ですが、以外に難しく、後半にイベントがたくさんあるので、全く気が抜けない玄人志向のような気がします。とにかく、この目が出ない事には、という場面があり、大幅に戻されるのは涙を誘います。大人でも中々、歯ごたえのあるつくりだと思います。

　ゴールをする際、さいころを二回振って、７以上が出ないとゴールできない仕組みでして、娘はさりげなく、それで足し算を覚えました。実に有難いですね（笑）

　ちなみに「すごろく」は「双六」と書くそうで、昔は二つのサイコロをつかっていたから、そう呼ぶそうです。詳しくは調べていませんので、分かりませんが、そうとう昔からあるもののようですね。