日没無常偈①

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日没無常偈①

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2015/01/12 日没無常偈①

 明日から少し、冬型の気候が緩むそうですね。先ほど、ニュースでお聞きしました。

 

 さて、このタイトルからして、どういう意味だろう、と思われる方も多いかと思います。
「日没無常偈」(にちもつむじょうげ)日没は「にちもつ」と読みます。

 

 浄土真宗の七高僧のお一人、善導大師が著された『往生礼賛』の中に「日没無常偈」という部分があり、その事を数回に渡って記事にさせて頂くつもりです。

 

内容は以下のとおりです。

 

諸衆等聴説(しょしゅうとうちょうせつ)
日没無常偈(にちもつむじょうげ)
人間怱怱営衆務(にんげんそうそうようしゅうむ)
不覚年命日夜去(にかくねんみょうにちやこ)
如灯風中滅難期(にょとうふうちゅうめつなんご)
忙忙六道無定趣(もうもうろくどうむじょうしゅ)
未得解脱出苦海(みとくげだつしゅくかい)
云何安然不驚懼(うんがあんねんふきょうく)
各聞強健有力時(かくもんごうごうんうりきじ)
自策自励求常住(じしゃくじれいぐじょうじゅう)

 

次回から少しずつ解説させていただきます。

 

※お経本によっては、漢字の旧字や新字で異なる場合がありますが、一般的なもので記載させていただきました。

 

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