もうクリスマスですね

　世の中は今、まさにクリスマス一色！というようになっております。言わずと知れた、救世主、イエス・キリストの誕生日にあたります。私は僧侶ですので、そこまでキリスト教に詳しくはないのですが、クリスマスの話を少々させて頂きます。もし、未熟ゆえの間違いや、解釈の違い等ございましたら、ご連絡下さい。

　と、構えた導入ですが、たいした話はできません（笑）

　私が気なっていたのは、いわゆる「クリスマス・イヴ」という日です。クリスマスの前日ですね。なぜか、前日の方が盛り上がっているのが気になったのです。ターキーを食べる（日本ではチキンですが）のもイヴですよ。誕生日の前日の晩になぜ？

　…と気になっていたのですが、どうやら、教会暦という暦（主にローマ帝国やユダヤの暦を受け継いだものらしいです）では、日没が一日の境界だそうです。つまり、日没から一日が始まるのです。という事は、24日の日没、クリスマス・イヴは、イエス・キリストの誕生始まりという事になります。

　…なるほど。ということで長年の謎が解けました。

　ちなみに、ターキー（七面鳥）を食べる習慣は、諸説があるそうですが、飢えたイギリス人がアメリカ・インディアンにターキーを提供してもらったことから、お祭り＝ターキー、という事だそうです。

　日本にターキーが上陸しなかったのは、身近な鳥ではなかった事と、ケンタッキーフライドチキンさんが、チキンを食べるように宣伝の努力をされたからだそうです。確かに七面鳥、ちょっと顔が怖いですね（笑）

　重ねて申し上げますが、間違いや、それに付随する苦情等ございましたらご一報下さい。