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六波羅蜜⑤
六波羅蜜の三番目は「忍辱」です。読み方は「にんにく」です。 「忍辱」とは、耐え忍ぶという事です。
耐え忍ぶというと、どうしても闇雲に我慢する事のように思えますが、そうではないと思います。 お釈迦様は「中道」を説かれ、極端な事をしてはいけない、とおっしゃっておられます。 また、三毒という煩悩の中には「怒り」を上げておられます。
闇雲に我慢するだけでは、怒りが募り、より悪い方向に向かうこともあるでしょう。理解し、正しく我慢する事が大切だと思います。
また、耐え忍ぶという事は、自らの欲求や望みを抑えるという意味もあると思います。それにより、人に譲ったり、許していくという事に繋がっていくと考えます。
許す事ができれば、許されている自分にも気づくはずです。そうすれば、闇雲に耐えずとも、許し、許されているこの身に気づくことができるのではないでしょうか。
次回は「精進」の予定です。
22/09/30
22/09/29
22/09/16
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六波羅蜜の三番目は「忍辱」です。読み方は「にんにく」です。
「忍辱」とは、耐え忍ぶという事です。
耐え忍ぶというと、どうしても闇雲に我慢する事のように思えますが、そうではないと思います。
お釈迦様は「中道」を説かれ、極端な事をしてはいけない、とおっしゃっておられます。
また、三毒という煩悩の中には「怒り」を上げておられます。
闇雲に我慢するだけでは、怒りが募り、より悪い方向に向かうこともあるでしょう。理解し、正しく我慢する事が大切だと思います。
また、耐え忍ぶという事は、自らの欲求や望みを抑えるという意味もあると思います。それにより、人に譲ったり、許していくという事に繋がっていくと考えます。
許す事ができれば、許されている自分にも気づくはずです。そうすれば、闇雲に耐えずとも、許し、許されているこの身に気づくことができるのではないでしょうか。
次回は「精進」の予定です。