光陰矢の如し

光陰矢の如しと言われますが、気が付けば11月も半ば。まさに言葉通りと思うこの頃です。

日々、漫然と過ごしているつもりはなくても、振り返ると果たしてしっかりと生活していたのだろうか、と考えてしまします。

あれもこれも、とやることを羅列して、時間とにらめっこしていると余裕もなくなり、斬新なアイデアも生まれません。

分かってはいても「今日できることは明日に残すな」という考え方もあり、ついつい、何かに追われる日々を過ごしてしまいます。

一方で「明日できることは今日するな」という言葉があるそうです。失念しましたが、海外のことわざだったと思います。

初めて聞いた時は日本人の勤勉さとは真逆の言葉だと否定的に受け取りましたが、よくよく考えるとそうではないと思えるようになりました。

例えば、今日できることとは何か。物事に優先順位をつけて、一つ一つの問題に集中して取り組むことを取捨選択するという考えもあると思います。

明日できることの中には取るに足らない不必要なもの、という意味もあるかもしれません。

言葉の取り方は人それぞれで、多様性があると思います。ですが、一方的に否定的にとらず、その言葉の中身を考えてみるとまた違った発見が

あるかもしれません。

光陰矢の如し。私たちの一日は等しく24時間です。

その中で満足いくような、ほっとできるような、感謝を忘れないような一日を送っていければなにより、と思いながらブログを書いております。