0798-35-2335
〒662-0943 兵庫県西宮市建石町9-20
お釈迦さま27 四諦八正道Ⅰ
お釈迦さまは、五比丘に四諦八正道を説かれたと言われています。四諦八正道とは何か。ざっと説明させていただきます。
諦(たい)とは、あきらめるという字ですが、仏教において、真理を意味します。あきらめも、明らかに見るという意味で、投げ出す、とは違うという話もあります。
四諦とは
苦諦(くたい) すべて一切は苦であるということ。
集諦(じったい) 苦にはその原因が必ずあるということ。
滅諦(めったい) 苦は滅することができるということ。
道諦(どうたい) 苦を滅する方法(道)があるということ。
こうしてみますと、この四諦は非常に論理だてられたものであると思えます。
まず、生きていくうえで、苦というものがあると提示されます。そして、その上で、一切が苦であるとされたわけです。 そして、その苦は漠然とあるわけではない。必ず原因となるものがある、と続けられます。 原因が分かれば、今度はそれを滅することができると明言されます。 最後に、その方法を説かれているわけです。その方法こそが八正道と呼ばれる八種類の行いです。これは、次回にお話させていただきます。
お釈迦さまは非常に論理だった手法でお説教をされたそうです。理系という説があるぐらいです。まさに、段階を踏みながら進んでいくさまは、論理だてた手法に違いありません。それゆえ、理解も進んだと思われます。
次回は、道諦の中身、八正道についてお話させていただきます。
22/09/30
22/09/29
22/09/16
TOP
お釈迦さまは、五比丘に四諦八正道を説かれたと言われています。四諦八正道とは何か。ざっと説明させていただきます。
諦(たい)とは、あきらめるという字ですが、仏教において、真理を意味します。あきらめも、明らかに見るという意味で、投げ出す、とは違うという話もあります。
四諦とは
苦諦(くたい)
すべて一切は苦であるということ。
集諦(じったい)
苦にはその原因が必ずあるということ。
滅諦(めったい)
苦は滅することができるということ。
道諦(どうたい)
苦を滅する方法(道)があるということ。
こうしてみますと、この四諦は非常に論理だてられたものであると思えます。
まず、生きていくうえで、苦というものがあると提示されます。そして、その上で、一切が苦であるとされたわけです。
そして、その苦は漠然とあるわけではない。必ず原因となるものがある、と続けられます。
原因が分かれば、今度はそれを滅することができると明言されます。
最後に、その方法を説かれているわけです。その方法こそが八正道と呼ばれる八種類の行いです。これは、次回にお話させていただきます。
お釈迦さまは非常に論理だった手法でお説教をされたそうです。理系という説があるぐらいです。まさに、段階を踏みながら進んでいくさまは、論理だてた手法に違いありません。それゆえ、理解も進んだと思われます。
次回は、道諦の中身、八正道についてお話させていただきます。