大雪にご注意

　朝から各地で大雪のニュースが報じられています。西宮でも珍しく雪のマークがついていました。

　私と妻は、雪が積もると大変だ、と思っていると、子どもたちは「雪積もるの？」と大はしゃぎでした。

　雪が積もると、バイクはもちろん、車も身動きが取れなくなる可能性があるので、私としては大問題です。ですが、子どもたちは雪遊びができる、と積雪を望んでいました。

　同じ雪でも全く、感じ方が違うものだと、改めて思いました。

　私たちは、同じものを見て、同じことをしても、それぞれ感じ方が違います。共感し、同調し、理解しあえるものもあれば、反発し、相容れず、争いになる事もあります。

　あなたの為を思ってやったのに、理解されなかった。意地悪しようとしたら、喜ばれてしまった。

　後者、滑稽で笑えるところがあるかもしれませんが、前者は往々にして爪痕を残すことが多いでしょう。
同じものを見ても、触れても、体験しても、それぞれがそれぞれの思いを持つことを念頭に置くことは大切な事でしょうね。そして、その違いを認識することが相互理解と呼べるものでしょう。

　しかしまぁ、子どもたちの雪を楽しみに待つ気持ちはわかります。私がそうでしたから。

　30年以上前、私も親に言いました。

「雪が積もったらいいのになぁ」

　なんとなく、懐かしさを覚えました。しかしながら、雪は積もらず、子どもはがっかり、私は一安心でした。

まだまだ、寒い日が続き、雪や凍結の危険が伴います。そして、現在も雪や寒さでご苦労をされておられる方がおられます。

　どうぞご無理のないように。