銀河の寿命？

　毎度毎度、仏教やお寺と関係のない事を書きますと、後で読み返してなんとも言えない不安な気持ちになりますが、これからも書きたいことを書いていこうと思います（笑）

　以前にも書きましたが、私は星や宇宙の事が好きです。好きと言っても、もちろん専門ではなく、NHKの特集を見たり、ニュートンという本を読む程度です。

　つい先だって、サイエンスZEROという番組で、我々の地球が所属する天の川銀河の姿を紹介されていました。内容は割愛いたしますが、（私には）非常に興味深い内容でした。

　その中で特に驚いたのは、我々の天の川銀河と隣の大型銀河、アンドロメダ銀河は毎秒200Kmの速さで接近しているそうです。そして、それがぶつかって一つの銀河になるそうですが、70億年後とか、そういう話だそうです。

　毎秒200kmでも、億の年月がかかるという宇宙を思い途方に暮れるもよし、この地球も毎秒200kmという途方もないスピードで移動しているという事実に驚くもよし。更には、超新星爆発が同時期に重なると、とてつもない爆風が吹き荒れ、星の誕生のもとであるガスを銀河の外に押し出してしまうとか。

　全くもって、想像もつかない世界であります。平気で億年が出てきますから、この宇宙の懐の広さに驚くばかりです。

　ふと思いますと、私たち人類が誕生して200万年（諸説があります）などと言われますが、宇宙的観点で見るとまさに一瞬です。更に近年の宇宙の研究を考えると、更に刹那の瞬間になるでしょう。生物には種の寿命があると言われています。我々人類としての種の寿命もやはりあるとされ、最終的には人類も絶えてしまうそうです。（諸行無常ですから驚くことではありませんが）そうなると、我々の研究も同時に無くなってしまうわけです。そう思うと、なんとなく寂しいような、もの悲しい気持ちになります。

　余談ですが、弥勒菩薩は現在、天上界で仏となるための修行中であります。仏になるのは、釈尊滅後56億7千万年といいますから、ある意味宇宙規模であります。