今日は父の日でした

　母の日に比べるとなんとなく、影が薄い父の日ですが、今年は妻と娘が祝ってくれました。手紙とプレゼントというなんとも有り難い一日でありました。まずは、妻と三人の子に感謝です。

　そこで、ふと思ったのですが、私は父親でありますが、父親としての責務を果たしているのだろうか、と疑問に思うわけです。子どもがおりますから、無論、父親でありますが、それは飽くまで理屈の話です。

　妻は子を産み、母になります。母乳をあげ、添い寝をして子どもたちも「お母さんお母さん」となるわけです。なんとも立派な母の姿だなぁ、と思うわけですが、父親はどうなんでしょうか。一般的には一家の大黒柱として仕事に励むイメージがあります。しかし、それだけでは、子どもと父親の繋がりとしてはなんとなく寂しい気もしますし、逆に多くを語らず背中を見て育ってもらう、というのが父親だと言われればそんな気もします。

　ライオンは集団生活をしますが、雄である父親は基本的に狩りはしません。なんと、一日中ゴロゴロしているそうですから、ぐーたらオヤジに見えて仕方がありません。ところが、縄張りに侵入してきた敵に対しては百獣の王の名に偽りなし、と言わんばかりに家族を守り戦うそうです。タテガミは伊達ではないのです。

　さて、私は……。流石にライオンのように勇猛果敢に戦う、という感じではないですね（笑）

　結果的に私は父親の父親たる姿については未だ手探りであります。そんな事を考えますと、子どもは育てているというより育てられてる気がします。まぁ、しかし、来年の父の日こそは、これぞ父親、と言えるものを見つけたいところですね（笑）