月日の経つのは早いもので…

　こんばんは。早いもので、もう10月も下旬に入ろうとしております。どうも8月を過ぎると、あっという間に年末になるイメージがありますが、今年もその通りです。早く感じます。

　時間という感覚は非常に不思議で、歳をとればとるほど早くなる。これは、皆様共通の感覚だと思います。なぜ早く感じるか、ということについて、仮説はあれども、確たる証明はないそうです。

　アメリカの科学者の話によると、感覚の世界の話をすれば、寿命８０歳の人間の場合、１９歳が折り返し地点だそうです。私もとうに折り返しているわけです（笑）

　仏教はこの時間というものの考え方が非常に細かく、深く考えております。特に、浄土真宗とは流れが違いますが、「アビダルマ」や「中観」などはこれでもかというぐらい、理路整然と考えられています。非常に難解ですが…。

　時間といえば、先だって、NHKの番組で「ハッブル宇宙望遠鏡」の話を見ました。宇宙は誕生して137億年だそうです。想像もつかない時間ですが、仏教の劫という時間も負けず劣らずであります。

　そう考えると、私たちの一日、まさに刹那のこの一日、大切に過ごさないと、と思わずにはいられません。