お釈迦さま25 梵天勧請

光明寺

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お釈迦さま25 梵天勧請

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2017/06/08 お釈迦さま25 梵天勧請

 24までは㉔と表記できたのですが、パソコンを復旧した関係か、○の数字がでなくなりました。というわけで、今回から、普通に25です。

 

 さて、前回でおさとりを開かれたお釈迦さまは、その喜びに浸り菩提樹の下でおよそ一月過ごしたといわれています。その間に、演技や十二因縁をさとられたり、おさとりのよろこびに浸られたりしたそうです。やがて、お釈迦さまは、ある難問にぶつかります。

 

 それは、このさとりの内容を伝えるか否かでした。お釈迦さまが得られたさとりは非常に難解で、たとえ説明ができたとしても、世間の人々には理解できまい。そうお考えになられたのです。一説では、このまま、さとりのよろこびに浸りながら、亡くなる事も考えられたといいます。

 

 そこに、梵天と帝釈天があらわれ、お釈迦さまに教えを勧めるように説得されたそうです。これを梵天勧請といいます。

 

 二人の神に説得されたお釈迦さまは、やがて菩提樹の下を去り、法を説くことを決意されます。

 

 余談ですが、梵天は、色界の初禅天の中の最高位、大梵天に住まう天部の一人です。梵語ではブラフマーといい、ヒンドゥ教では最も優れた神の一人です。仏教においては仏を守る天部の一人として描かれています。

 

 帝釈天は、御存知の方も多いかと思います。阿修羅と骨肉の争いを繰り広げた、力、戦の神様です。豪放磊落な性格で知られ、女性好きとも言われています。インドではインドラという雷の神様の名で知られ、非常に人気のある神様だそうです。日本においても人気の高い神として知られ、欲界の刀利天(実際の字は刀の左にりっしんべんがつきます)に三十二人の従者を統べて君臨しています。

 

 梵天と帝釈天はこの梵天勧請の影響か、二人でセットで描かれる事が多いそうで、「梵釈」とも呼ばれるそうです。

 

次回はお釈迦さまがついに、初の説法をされます。

 

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