暑いのは…。

　外があまりに暑いので、ブログでも「暑い暑い」と書けば、まさに暑苦しいかと思いますが、「暑い暑い」といえるのも夏の間だけだと思えば、何となく我慢できそうな気がします。

　唐突ですが、私が法務（お参り）をさせていただいているときの衣、何枚身に着けていると思われますか？

　答えは三枚です。丈の短い襦袢（じゅばん）、そして白く、丈の長い白衣（はくえ）、最後に黒い布袍（ふほう）です。ただ、バイクに乗る場合は、灰色のものを白衣の上から着ています。また、襦袢の下にシャツを着られる方もおられます。

　……。何が言いたいかと申しますと、暑いのです。

　ですが、不思議な事に、家に帰って部屋着でだらけている時の方が、暑く感じます。ズボンとTシャツだけの時の方が、汗をかいている気もします。
　衣を着るという事は、それだけ私の心をしっかりと引き締めてくれるようで、逆に暑くないのですから、不思議なものです。心頭滅却すれば、火もまた涼し、と言いますから、気の持ちようでも、随分と変わるのかもしれません。

　とはいうものの、暑いという事はそれだけ体に負担がかかるわけですから、熱中症などにはお気をつけ下さい。